大きな容量のメールは嫌われる理由

今やアプリやクラウドサービスを使えば簡単に共用できてしまう画像データ。スマートフォンやタブレットをメインに使っている人は、親しい人と気軽にやり取りしていることでしょう。しかし、現在でもメールを使って大きな容量のデータを送り合うという行為は、良くないことと考える人が一定数います。メールサーバが大きすぎると送受信を制限することもありますし、相手のメールボックスの使用容量上限に引っかかってしまい迷惑をかけてしまう可能性もあります。更に十年以上前からインターネットを活用していた世代は「大きな容量のデータを送ることは大変だから工夫しなくては」と苦心していたため、それがマナーでもあると考えていることがあるからです。「なんだこの人」と思われてしまわないように、事前に「これくらいの画像を送りたい」ということを認識して貰う方が、余計な手間暇やトラブルを招かずに済むでしょう。

大容量のメールを利用しているのは自分だけかも?

しかし、無料のメールアカウントも気軽に取得できるようになった現在、「大きいデータを送り合っても何ら問題はない」と言うサービスを利用している人も珍しくなくなりました。とても利便性が高く、利用者も増加の一途をたどっています。ところが「だから誰にでもメールで送ってよい」ということにはならない点に注意しましょう。というのも、昔からずっと同じプロバイダやメールサービスを使っている可能性が否定できないからです。やはり最初に一言確認して「このアドレスに送っていい?」と声をかけると安心できるでしょう。

じゃあ昔はどうやって送信していたの?

比較的最近になってインターネットなどを活用し始めた人にとっては、「わずらわしい」「面倒」という思ってしまうかもしれないメールのマナー。そもそもかつてはどのようにして大きなデータを送っていたのでしょうか。ずばり、「ソフトウェアなどを用いてデータを分割して送る」という方法です。10MBのデータを1MBずつ、10個のデータに分割して、10通のメールで送るということです。受け取った側は10個のデータとセットの復元ファイルを使って、元々のデータを得ることができます。こんな手間暇をかけてまで!と思うかもしれませんが、今のようなデータ容量を個人が気軽に持てなかった時代では主流の方法でしたし、制限の多いビジネスマンの間では使われているやり方です。

電子メールを用いた添付ファイルの送信時は、意図しない他者にファイルが渡らないように送信先のメールアドレスや添付ファイルに間違いがないかをよく確認しましょう。